本記事は、2019年にセブ市で収録されたノーマン・エリザール師(当時マスター、現グランドマスター)へのインタビューを紹介するものである。
ニック・エリザール師の息子として、ニッケルスティック・バリンタワクを指導する立場にあり、自身の指導内容や稽古の変化について語っている。
この記録は、彼のスタイルや考え方の一端を知る上での資料として、まとめられたものである。
インタビューは、ドイツの武術団体Kempokanのトーマス・シュミット=ヘルツォーク氏によって実施された。
指導の内容について
ノーマン師は、父ニック・エリザールのカリキュラム自体は変更していないと述べたうえで、現在は基本技術の理解を深めることに重点を置いていると説明している。
具体的には、12の基本ストライクにおいて角度・フットワーク・タイミングなどを生徒が把握しやすいように指導しているという。
稽古法の変化
生徒からの質問に答える中で、日々の練習の中で自然と指導方法が変化していったと述べている。
より実践的かつ理解しやすい形を目指し、稽古を通じた“気づき”によって方法が改良されていったという。
他流派との比較
ボビー・タボアダ師とのスタイルの違いについて質問された際、ノーマン師は「タボアダ師は身体の位置を重視し、自分たちはスティックに重点を置いている」と回答している。ただし、それぞれに正否はなく、練習方法によって活かし方が異なると述べている。
複数流派の併習について
他の武術と並行して学ぶことについては、個々の理解次第であり、特に最初のうちは一つのスタイルに集中した方が良いかもしれないとコメントしている。
ナイフや徒手への応用
棒術の原理を通じて、ナイフや徒手の技術も理解・応用しているとのこと。本人は他の武術スタイルを正式に学んだことはないが、棒から原理を展開しているという。
完全翻訳
では始めましょう。さあ、いきますよ。
蹴り、膝、蹴り、蹴り、パンチ、パンチ、
ボインキング(※意味不明瞭)、ダブルタップ、ダブルタップ、ダウン、ダウン、
膝、ドロップキック、ダウン、膝、ドロップキック、ダウン。
今日は、ニッケルスティック・バリントワッククラブのマーセル・ノーマン・エリザールさんにお越しいただきました。
ニック・エリザールさんの息子さんです。
はい、おはようございます。
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